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前日は美味しい夕食にすっかり満足し、幸せな気分で眠りについた。 ・・・・が、それもつかの間ショウちゃんのいびき攻撃が始まった。 いびきの音も耳に慣れうとうとし始めるといびきの種類を変えるので、また気になり眠れなくなる。 恐るべき技だ。 早朝には咳攻撃で起こされる。 内蔵が飛び出そうなひどい咳だ。 この咳は、ショウちゃんの朝の日課らしい。 旅の間この不快な音が私たちの目覚まし時計代わりだった。 朝8:30にチェックアウトを済ませ、ツーソンを目指して出発する。 1時間ほど走り、オンタリオミルズという巨大なショピングモールへ立ち寄った。 日本で見たガイドブックにはアウトレット・ショッピングモールとして紹介されている場合もあるが、アウトレットの店は意外に少ない。 アウトレットが目当てならさらにロスから車で2時間ほどかかるがデザートヒルズの方がお勧めだ。 オンタリオミルズで、旅の間着る安い服を買い込み、ホットドッグの朝食をとった。 WorldLinksというホットドッグ屋で西海岸のショッピングモールではよく見かける。 アメリカには、あなどれないジャンクフードが数々あるが、ここのホットドックもそのひとつだ。 ホットドッグには国や都市などの名前が付いていて、とても種類が豊富だ。 ソーセージの種類もポークだけでなく、ビーフやターキーもある。 |
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ホットドッグで満腹した後は再びツーソンを目指す。 運転をショウちゃんに交代し、広い駐車場を練習にの為ちょっと走りって公道へ出た。 ところがショウちゃんはここでいきなり信号無視!”あ〜生きてアイちゃんと合流出来るかしら”と不安になった。 ハイウェイをひたすら走っていくと景色はだんだんと砂漠になっていく。 砂漠の中に見渡す限り風力発電の風車が立ち並びくるくると回っているところもある。 まるで種でもまいてにょきにょき生えてきた風車の花畑のようだ。 ガソリンスタンドに寄ろうとハイウエイを降りると、そこには戦車がごろごろと置かれていた。 何事がと確かめに行くと、パットン・メモリアム・ミュージアムという博物館で、戦車はそこの展示品だった。 戦車を間近に見るなどはじめてでとにかくびっくりだ。 かっこいいな〜と思う気持ちと戦争の道具なんてやだな〜と思う気持ちで複雑な心境だ。 |
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アリゾナに入るとやたらにバッタが増えてくる。 フロントガラスにもつぎつぎにぶつかってくるし、途中寄ったドライブインの駐車場には枯れ葉のようにバッタの死骸が散らかっている。 こんな大量の大きなバッタを見るのもはじめて。またまたびっくり。 |
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ツーソンに付く頃には日も落ちて真っ暗になった。 ツーソンのダウンタウンの明かりをたよりに街にはいったが、オフィス街のようでレストランやモーテルは見あたらない。 詳しい地図もなければ、ツーリストインフォメーションも終わっている。 しかたなく、ひたすら街を走り回ってやっとモーテルをみつけた。 この日の夕食はモーテルの近くのピザ屋でとった。 ファーストフード店に毛の生えた程度のカジュアルな店だ。 アルミ皿にのってくるこれぞラージサイズ!と感嘆するほど大きなピザとビール、ワインを1リットルたのんだ。 値段も非常に安く3人で$15で済んでしまった。 |
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1.
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日本脱出! | 8. | ここは天国だ。サンタフェ |
2.
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アメリカ上陸 ロスサンゼルス | 9. | ネイティブアメリカンのプエブロ・タオス |
3.
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アリゾナの砂漠をツーソンへ | 10. | フォーコーナーと田舎町 |
4.
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西部劇の街・ツームストン | 11. | 猿の惑星・レイクパウエル |
5.
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巨大サボテンの林・サグアロ国立公園 | 12. | ぴかぴかのラスベガスとバス釣り |
6.
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アルバカーキでチリ三昧 | 13. | マザーロード・ルート66とバクダットカフェ |
7.
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ボーダーの街・エルパソ、ファレス | 14. | ほこりにまみれて再びサンタモニカ |
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