Cabo San Lucas Story

レゲエで踊るシュノーケリング
朝10時、プラサ・ラス・グロリアス前の
マリーナへ。この日は月曜日だったので、
シュノーケリングツアーの船は休みの所が
多い。乗りたいと思っていた大きなクルー
ザーも休み。まあ、他の船でもいいやとマ
リーナに行くと、ツアーの受付を代行する
おじさんがめざとくやってくる。このおじ
さん達、みなツアーの資料をいれたファイ
ルを小脇に抱えているのですぐわかる。

マリーナではペス・ガトーというカタマラ
ン帆船と、ジャングル・クルーズというこ
れもカタマラン帆船が出船の準備をしてい
る。ペス・ガトーは以前にも乗ったことが
あるので、ジャングル・クルーズに乗るこ
とにして、おじさんにツアーを申し込む。
ジャングル・クルーズはゼブラ柄に派手に
ペイントされており、レゲエが大きなボリ
ュームで流されている。乗客の年齢層もペ
ス・ガトーより若いようだ。

ドレッドのカツラをかぶった船長
出船した船はシュノーケリング・ポイントであるサンタマリア・ビーチ
へ向かう。もちろん船上は飲み放題。ビールやカクテルを飲みながら、
各自自分にあうサイズのフィンやマスクを選ぶ。

サンタマリア・ビーチに停泊すると、クルーがパンくずを海にまいた。
すごい数の魚が集まってきて、餌を取り合う。海水が透明なので、船上
からも魚がよく見える。

みな、フィンとマスクを付けて魚の群の中に飛び込んでいき、水が苦手
な竹ノ内君さえ綺麗な水と魚に誘われ海に入った。
湾の両端にせまる岩壁沿いには小さく色鮮やかな魚が泳ぎ、中央部の砂
地には大きな魚が群をなして渦巻いている。
岩には沢山のウニもついていて、日本人としては「おいしそー」と思っ
てしまうのだが、聞いたところによると、身がつまっていなくて食べ
るに値しないそうだ。

サンタマリア・ビーチではみんな自由に過ごす

泳ぎ疲れてたころ船に呼び戻されると、昼食のサンドイッチが配られ、帰路につく。
朝から飲み続けているビールやカクテルのせいで、皆陽気になっている。
レゲエやサルサにあわせて踊ったり、お尻をだして記念撮影したりと、パーティーの
様に盛り上がり笑い声が絶えない。
酔っぱらってお尻どころか前まで出してし
てしまうアメリカ人のおじさんもいた。
これにはさすが、バカ騒ぎ好きのアメリカ
人達もひいていた。
このおじさんの奥さんも強者で、記念撮影
やダンスのここぞというときに、オッパイ
をポロッと出す。この奥さん、自分たちの
ことを「クレージー・アメリカン」だと言
っていたが、もちろんこの言葉に反論はな
い。
帰路ではランズエンド付近もまわって、景色を楽しみマリーナへ戻る。
マリーナ到着は午後3時ぐらいだ。
マリーナに着いたときクレージー・アメリカン夫婦の旦那の方はすっかり酔いつぶ
れていた。

カボサンルーカス・ガイド Cabo San Lucas Story

CaboSanLucas Mexico トップページへ

カフェ・カボサンルーカスへ



ご意見・ご感想・お問い合わせなどのメールはこちら
CaboCaboSL@aol.com